当社では、以前、川崎市のリハビリテーションセンターの指定管理事業を行っていました。 その際に勤務されていた相談員のT様から連絡があり、社会福祉士の資格試験に合格したそうです。 当社の統括マネージャーの新井健司もその事業をきっかけに社会福祉士、精神保健福祉士の資格を取得しました。 仲間が成長するのは非常にうれしいことです。 苦労の多い事業でしたが、良い面も悪い面も見ることができて、非常に勉強になったと思っています。 その中で大切だと思ったことは利用者目線です。 どんなたいそうなことを言っても、利用者目線が判っていない支援は絵に描いた餅です。 「何か問題があったら相談してください。」 この魔法のような言葉に騙されていませんか? 困っている人はその「何か」が判らないから困っているのです。 当社のスタッフにはそんな魔法の言葉を使う人間はいません。 我々はこの事業の経験を通じて、その何かを一緒に考えられるような運営ができたらと思っています。 Tさんから送っていただいたお菓子を食べながら、苦労しながら仕事をしたあの頃を思い出しました。 |