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高齢者のスキンケアと軟膏の正しい塗り方

高齢者の肌は年齢とともに水分保持能力が低下し、乾燥しやすくなります。


そのため、かゆみの原因の多くは乾燥によるものです。肌を清潔に保つために入浴は大切ですが、その後の保湿ケアも同じくらい重要です。保湿剤を毎日しっかり塗ることで、正常な皮膚の状態を維持しやすくなります。


また、皮膚トラブルのケアとして軟膏を使用する場面も多いですが、正しい知識を持って塗布することが大切です。


特に、訪問看護の現場では、ヘルパーさんに処置をお願いすることもありますが、軟膏の塗布は医療行為にあたるため、適切な使い方を知ることが重要になります。





ステロイド軟膏の正しい使い方

ステロイド軟膏は、炎症を抑えるためによく処方されますが、使用する部位・量・回数に注意が必要です。


今回は「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021」を参考に、軟膏塗布のポイントをご紹介します。


ステロイドの強さは5段階に分類

医師の指示に従い、皮膚がしっとりする程度に塗るのが適切です。


適量の目安

「大人の人差し指の先端から第1関節までの薬の量=1FTU(1フィンガーチップユニット)」とされ、この量で大人の手のひら2枚分の広さに塗布できます。


塗る順番が大切

保湿剤を全身に塗った後にステロイドを塗るのが正しい方法です。


塗り方のポイント

ステロイドは擦り込まず、患部に均等にのばすように塗布します。


改善が見られない場合は早めに受診を

軟膏を塗布し続けても湿疹が改善しない場合、それはウイルスや細菌感染が原因の可能性もあります。その場合、自己判断せずに早めに医師の診察を受けることが大切です。


訪問看護の現場でも、スキンケアのご相談を多く受けます。「正しく塗れているか不安」「どの軟膏をどのタイミングで使えばいいの?」といった疑問があれば、ぜひ訪問看護師にもお気軽にご相談ください。

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