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認認介護の現実と支援の大切さ – Oさんご夫婦のケース

以前弊社のインスタグラムにも投稿した”認認介護”の事例について、

もう少し詳細に紹介をさせてください。


高齢化が進む中、認認介護(認知症の方が認知症の家族を介護する状況)が増えています。このケースでは、実際の介護状況を把握することが難しく、他者の支援を拒否する傾向が見られることもあります。


今回は、認認介護の現実と、その支援の大切さを改めて考えさせられた、Oさんご夫婦の事例をご紹介します。



👵 Oさん(80代女性)のケース

Oさんは、80代の女性で、

  • 自己注射や内服がうまくできていない

  • 転倒を繰り返して腰痛が悪化し、歩行困難な状態





担当医から、週1回の訪問看護による状態観察の依頼がありました。

しかし、訪問してみると、Oさんを介護するはずの夫が、Oさんより重度の認知症であることが判明。介護することが不可能な状況でした。



🚫 デイサービスの利用ができない…

さらに、デイサービスを利用しようとしても、夫が勝手に断りの電話を入れてしまうため、サービスを利用できないという状況が続いていました。





🔑 キーパーソンの存在が重要

このような認認介護のケースでは、キーパーソン(介護の中心となる人物)の介入が不可欠です。

訪問看護師は、

  • 状態観察を通じて、家族全体の状況を把握

  • 迅速に担当医、ケアマネジャー、地域の多職種と連携を図りました。



🤝 息子さんたちとの話し合い

Oさんには息子さんが2人おり、両親をとても尊敬し、

大切に思う気持ちを持っていました。


訪問看護師は、

  • 息子さんたちと「ご両親をどのような環境で生活させてあげたいか」について話し合いを行い、

  • 自宅療養が困難であると息子さんたちが決断

  • 訪問看護はその時点で終了となりました。



🏠 その後のOさんご夫婦の生活

その後、

  • 息子さんたちの思いを形にしてくださったケアマネジャーさんの支援のもと、

  • 息子さんたちの金銭的サポートもあって、

  • Oさんご夫婦は有料老人ホームに入居されました。


「尊敬する両親を大切にしたい」という息子さんたちの思いが、最適な療養環境の提供へとつながったのです。





🏥 認認介護における訪問看護の役割

このケースを通じて、認認介護では、次のような訪問看護の役割が重要だと再認識しました。

  • 👀 状態観察:認知症の進行状況や生活状況をしっかり把握

  • 🗺️ 全体像の把握:家族全体の状況を見極め、最適なケアプランを提案

  • 🤝 多職種との連携:医師、ケアマネジャー、地域のサポートと密に連携


認認介護は、介護者も被介護者も非常に過酷な状況に置かれやすいです。

だからこそ、家族全体を支える視点が必要です。



🌟 私たちの想いと今後の取り組み

私たち訪問看護ステーションは、今後も地域医療の皆様との連携をさらに深め認認介護のような困難なケースでも最適なケアを提供できるよう、ご利用者様一人ひとりに寄り添った看護を続けていきます。


「安心して暮らせる環境」をサポートするために、皆様のご協力とサポートに心から感謝し、今後も全力で取り組んでまいります。



🏠 ご相談はお気軽に!

認知症ケアや認認介護に関するご相談があれば、お気軽にお問い合わせください!

私たちは、一人ひとりに寄り添った看護をお届けします。

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