訪問車両のメンテナンス(エアコンのガス管理)
- ブログ管理人
- 2021年7月8日
- 読了時間: 3分
当社には、訪問用の車両が数台ありますが、過去に1台の車両でエアコンが効かないというトラブルが発生しました。
ディーラーさんにお願いしていたのですが、ガスが抜けると言うことで夏の初めにガスを追加して様子を見ましょうということでした。
2年後にその車両のエアコンコンプレッサーが異音を発生し、コンプレッサーの故障ということとなりました。
エアコンのコンプレッサーは部品を交換すれば良いというわけでなく、コンプレッサーが排出したスラッジ(金属の)がエアコンの配管に入り込むことから配管の取り外しと各部品の交換などを行う必要があり、その金額が30万円近くの見積もりとなりました。
まあ、このような作業は車の電装屋さんに持ち込んでディーラーさんは手数料を取る形ですので、実際の部品代はリビルドの部品を使えば5〜10万円程度になります。
結局、自分で配管を外して勉強のために清掃と部品交換を行いましたが、最初の段階でのメンテナンスが問題であったと痛感しました。
最近のカーエアコンはガスの量に敏感なようで少しでも量が多い状態で回すとコンプレッサーが故障するなどのトラブルになるようです。

そのために当社ではエアコンガスのクリーニングとチャージが可能な器機を中古で購入して、常にエアコンのガスがクリーンで適正量に維持されているように整備をしています。
今回、当社の一台の車両の点検を行ってみました。
2年前に新車購入した車両です。
私はあまり乗ることがなかったのですが、この車両によく乗っていたスタッフが夏になるとエアコンの温度調整を23度とかにしているのを見て「何故こんなに低く設定しているのだろう?」と思っていました。
先日、25度に設定して車を動かしたのですが、多くの車両の場合には出てくる冷気が出てきません?
そんな理由で今回の整備になりました。
上の画像の左の写真が修理前にエアコンを最低温度で動かしたときの温度です。
エアコンのガスのクリーニングを行い、その後に適正量の300g(ガス240g+オイル30g+添加剤30g)で設定してガスを注入しました。
まずは真空引きといってエアコン内の空気や水などの異物を抜きます。その際に、抜き取ったガスの量が提示されるのですがナンと65gでした(真ん中の写真)
300gの定量の1/3以下しか入っていなかったことになります。
新車購入から2年目の車両です。
チャージ後にエアコンを最低温度で動かした際の温度が左の写真になります。
おおよそ5度の温度差がありますが、運転時の適正温度の25度程度に設定した際には冷え方に雲泥の差がありました。
このように自社に機器があるおかげで遠慮なくメンテナンスが可能です。
たぶん、ディーラーでうちの車両の台数を毎年メンテナンスしたら数年で器機は購入できると思います。
そんなわけで夏を目の前にして梅雨の不快な湿度にも負けないで職員さんが快適に訪問が出来るように日々のメンテナンスをしっかり行っております。
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